初期研修

感染症内科・感染制御部では主に2年目の初期研修医を対象に1-2か月の研修を受け入れております。入院患者の発熱や炎症所見に対する評価・治療を自分で自信をもって行えるようになることを目標に、他診療科に入院中の患者さんで感染症内科で併診している方を担当し、指導医とともに問題解決のプロセスを学んでいただきます。
また、微生物検査室で行っている多職種マイクロラウンドに毎日参加し、微生物検査の実際も学んでいただきます。
ベッドサイドの指導の仕方についても、実践的なレクチャーを受けていただき、ローテーションしている学生からの質問に答えたり、指導を行ったりする中で、自分自身の学びも深めていただくことを目指しています(To teach is to learn twice!)。
 
2025年度
~感染症内科を2か月間ローテーションされた先生の感想~
「各病原体の疫学や院内発熱の鑑別といった基本的な知識から個別事例への対応まで多くのことを教えていただき、非常に有意義な研修になりました。これまで漠然と捉えていた感染症という概念の解像度が上がったと感じています。
先生方は非常に教育的で、日々の回診やプレゼンにおいて多くのフィードバックをいただくことができ、診療の中で知識や理解を深めることができました。」