初期研修

1~2か月の研修期間で病歴聴取、身体所見、感染症の検査と結果の解釈、院内感染症の鑑別と評価、抗菌薬の選択などを、1~2か月の研修期間を通じて習得することを目標としています。基本的にはコンサルテーション業務を中心に対応して頂きます。研修期間中に細菌検査室でのグラム染色実習も予定しています。感染症全般の知識の習得のために、勉強動画を用意しており、研修期間中に自己学習して頂くこととしています。

 

以下、ローテーターの声です。

① 研修医2年目 K.T.先生

感染症の専門家がどのような点に注目して診療にあたっているのかを学習したくて選択しました。ローテートをして、感染症領域だけでなく、患者を包括的にアセスメントして診察に当たっている点が印象的でした。EBMという観点からも診療について学び直すよい機会でした。プレゼンテーションが多いのも医師としてのスキルを磨くよい機会になりました。自己学習の動画をこれからも見れるようにしてもらえると嬉しいと思いました。

② 研修医2年目 M.S.先生

3年目に内科に進むにあたり、一般的な感染症診療及び抗菌薬選択を学習したいと思い、選択しました。抗菌薬の選択だけでなく、身体所見や画像の見かた、治療期間が変わるポイントなど全身的な診療を学ぶことができました。1か月の研修でしたが、学びがとても多かったので、2か月間選択したかったです。

③ 研修医2年目 I.M.先生

感染症診療について基礎的な考え方を理解して、将来の感染症診療に役立つことを学びたいと思い、選択しました。感染症についての知識と、臨床への応用の仕方について学ぶことができました。研修期間中に免疫不全の患者さんが少なかったため、もう少し経験できればよかったと思いました。